あの風景を残したくて。

story story

HOME | story

物 語

story

 

 「いろは」が出来るまでのお話です。様々な困難が伴った、改修計画でしたが、本当にたくさんの方のご支援で今日までやってくる事が出来ました。その一端ではございますが、ご紹介させて頂きます。

 
鞆まちづくり工房
松居 秀子

いろは

おはなし

話・松居 秀子 / 編・鞆まちづくり工房
タップすると、表示されます。

略歴 評価

名 称

御舟宿いろは

母 体

NPO法人 鞆まちづくり工房

共同運営

合同会社 鞆まちづくり会社(https://www.tomo-firm.jp


略歴 と 評価
1991年

「友光軒」オープン
大正時代に建てられたアールデコの床屋さんが素敵だったので、それを活かしたくて、修繕し、ハヤシライス屋さんを始めました。

 〃

「海の子」設立
NPOの前身となる集まり。鞆の浦の魅力を再発見する個展や歴史、空家調査などを開始しました。この活動は2010年代まで継続的に行ないました。

 〃

「鞆港埋立架橋計画に反対する署名活動」を開始
6千人以上の署名を頂きました。

2001

「WMW(World Monument Watch)」へ申請
【危機に瀕する文化遺産】に選定。

2003

「NPO法人・鞆まちづくり工房」設立
本格的に空家再生事業に取り組み始めました。

2004

「旧 魚屋萬蔵宅」購入
購入費、修復費の資金繰りに奔走しましたが、本当にたくさんの方のお力添えで修復工事に取り掛かりました。

2005

「御舟宿いろは」オープン

 〃

「グッドデザイン賞」受賞
空家再生活動に対し、評価を頂きました。

2007

「鞆港湾埋め立て差し止め訴訟」開始
これまでの仲間に加え、思いある弁護士の皆さんが無償で協力してくれ、始まりました。

 〃

「鞆港埋立架橋計画に反対する署名活動」を再度行なう。
活動が全国へと波及し、15万人以上の署名を頂きました。

2009

「鞆港湾埋め立て差し止め訴訟」決着
“文化的景観は国民共有の財産である”という前例のない判決を頂き、20年以上平行線が続いた開発問題に終止符が打たれました。

 〃

「日本ユネスコ 未来遺産」登録
空家再生や歴史調査など、“歴史・文化的景観を活かしたまちづくり”に対し、評価を頂きました。

2016

「峰山富美賞」受賞
小樽運河の埋め立てを止めた峰山富美さんを想って創られた賞。歴史的価値のある町の開発のあり方の考えや取り組みを評価して頂きました。

_